『事象とは何か?』に2分で答える

事象とは何か

事象とは

『どうして統計を学ぶの?』では『結果に惑わされず本質を考える学問』を頻度統計学と呼びました。この時、事象を以下の通り定義しましょう。

定義

『結果として起こり得る出来事』

私たちが目にする結果は、事象の中から選ばれた一つの出来事に過ぎません。大切なのは結果に惑わされず本質を考えることです。
事象を考えることは、本質を考える第一歩になります。

具体例

  • 降水確率
    ⇨ 雨が降る, 雨が降らない
  • サイコロ
    ⇨ 1の目が出る, 奇数の目が出る, 6以外の目が出る など

事象の種類

事象には根元事象と複合事象が存在します。
他にも空事象などが存在しますが、統計学入門のシリーズでは扱いません。

具体例

  • 根元事象
    ⇨ 分解できない事象
    ⇨ 具体例:1の目が出る
  • 複合事象
    ⇨ 分解できる事象
    ⇨ 具体例:奇数の目が出る, 6以外の目が出る
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