統計検定3級 2021年6月問題11

問題11

【設問】
次のクロス集計表は、2018年および2019年における日本の子ども(15歳未満)の数および総人口をまとめたものである。ここから読み取れることとして適切なものを全て答えよ。

2019年・男2019年・女2018年・男2018年・女
子どもの数(万人)785748795757
総人口(万人)6,1436,4806,1556,495

【選択肢】

  1. 子どもの数について、2018年から2019年の1年間で、男女合計数は減ったが、女の数に対する男の数の比(男の数 ÷ 女の数)に大きな差はなかった
  2. 2018年から2019年の1年間で、総人口における子どもの数の割合(子どもの数 ÷ 総人口)が減っていることから、65歳以上の高齢者が増えている
  3. 2019年の総人口と子どもの数それぞれについて、女の数に対する男の数の比(男の数 ÷ 女の数)はどちらも1より大きい

【答え】1

解説

本問のクロス集計表に必要な情報を付加します。

(2019年)合計(男女比)
子どもの数(万人)7857481,533(1.049)
総人口(万人)6,1436,48012,623(0.948)
子どもの割合0.1280.1150.121

(2018年)合計(男女比)
子どもの数(万人)7957571,552(1.050)
総人口(万人)6,1556,49512,650(0.948)
子どもの割合0.1290.1170.123

選択肢

  1. 2018年から2019年の1年間で、子どもの男女合計数は減った
    正しい(1,552から1,533まで減少している)
    2018年と2019年で男女比に大きな差はなかった
    正しい(1.049と1.050でほとんど差はない)
  2. 2018年から2019年の1年間で、子どもの割合が減っている
    正しい(0.123から0.121まで減少している)
    65歳以上の高齢者が増えている
    誤り(15歳未満と15歳以上の人口は分かるが、65歳以上の人口は分からない)
  3. 2019年の総人口と子どもの数それぞれについて、男女比はどちらも1より大きい
    誤り(子供の男女比は1.049だが、総人口の男女比は0.948)
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