Step.2 まとめ
標本は『ランダムの影響を受けた後の数量データ』になります。
ここから『ランダムの影響を受ける前の数量データ』を推定する方法を解説してきました。
キーワード
- データ
⇨ 収集した結果 - 数量データ
⇨ 結果を数値に変換したデータ - 標本
⇨ 観測値の数量データ(ランダムの影響を受けた後の数量データ) - 母集団
⇨ 理論値の数量データ(ランダムの影響を受ける前の数量データ) - 確率変数
⇨ データの本質(ランダムによってデータを生み出す) - 確率分布
⇨ 確率変数の種類 - 母数
⇨ 確率変数の特徴 - 推定量
⇨ 標本から推定した母数
余談
Step.2を読んで「データを集めるのは簡単だけど、データを適切に使うのは結構難しい」ということに気が付いた方も多いと思います。
実にその通りなのですが、Step.2はまだ氷山の一角に過ぎません。
次のStep.3では『どうして統計に騙されるの?』と題して、データの正しい使い方を記しながら他人が作った統計資料に騙されないポイントを解説していきます。