統計検定3級 2021年6月問題8-3

問題8-3

ある年の47都道府県の年平均気温および年間雪日数について、それぞれヒストグラムを作成した。これらのグラフから最も適切なものを答えよ。

【選択肢】

  1. 2つのヒストグラムを見比べることで、2変数間の因果関係がわかる
  2. 2つのヒストグラムを見比べることで、2変数の共分散の符号がわかる
  3. 2つのヒストグラムを見比べても、2変数の相関係数の絶対値の大きさや符号は分からない
  4. 年平均気温のヒストグラムのみを用いることで、各都道府県の年間雪日数を予測することができる
  5. 年間雪日数のヒストグラムのみを用いることで、各都道府県の年平均気温を予測することができる

【答え】3

解説

ヒストグラム

ヒストグラムは1変数の傾向を示すグラフになります。2つのヒストグラムから関連を示すことができないため、2変数の関連を調べる場合は散布図などの別のグラフを用います。

選択肢

  1. 2つのヒストグラムを見比べることで、2変数間の因果関係がわかる
    誤り(2つのヒストグラムから関連を見つけることはできない)
  2. 2つのヒストグラムを見比べることで、2変数の共分散の符号がわかる
    誤り(2つのヒストグラムから関連を見つけることはできない)
  3. 2つのヒストグラムを見比べても、2変数の相関係数の絶対値の大きさや符号は分からない
    正しい(2つのヒストグラムから関連を見つけることはできない)
  4. 年平均気温のヒストグラムのみを用いることで、各都道府県の年間雪日数を予測することができる
    誤り(片方のヒストグラムからもう片方の傾向を見つけることはできない)
  5. 年間雪日数のヒストグラムのみを用いることで、各都道府県の年平均気温を予測することができる
    誤り(片方のヒストグラムからもう片方の傾向を見つけることはできない)
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