統計検定3級 2021年6月問題8-1

問題8-1

次の図はある年の47都道府県別の年平均気温と年間雪日数の散布図である。このグラフから読み取れるものとして最も適切なものを答えよ。

【選択肢】

  1. 年平均気温は年間雪日数とは関連が見られない
  2. 年平均気温が下がれば年間雪日数が増加する傾向があるため、年平均気温は年間雪日数と正の相関関係にある
  3. 年平均気温が上がれば年間雪日数が減少する傾向があるため、年平均気温は年間雪日数と負の相関関係にある
  4. 地球温暖化の影響により、近年の年平均気温は上昇傾向にあり、年間雪日数は減少傾向にある
  5. 年平均気温が下がれば、1日当たりの降雪量も増加する傾向にある

【答え】3

解説

散布図と相関係数

散布図は2変数の相関係数を示すグラフになります。片方の変数が増加する時、もう片方の変数も増加する場合は正の相関、減少する場合は負の相関があります。

  • 正の相関:右肩上がりのグラフ
  • 負の相関:右肩下がりのグラフ

選択肢

  1. 年平均気温は年間雪日数とは関連が見られない
    誤り(年平均気温と年間雪日数の間には負の相関が見られる)
  2. 年平均気温が下がれば年間雪日数が増加する傾向があるため、年平均気温は年間雪日数と正の相関関係にある
    誤り(年平均気温と年間雪日数の間には負の相関が見られる)
  3. 年平均気温が上がれば年間雪日数が減少する傾向があるため、年平均気温は年間雪日数と負の相関関係にある
    正しい(年平均気温と年間雪日数の間には負の相関が見られる)
  4. 地球温暖化の影響により、近年の年平均気温は上昇傾向にあり、年間雪日数は減少傾向にある
    誤り(1年分のデータからは年間の推移は分からない)
  5. 年平均気温が下がれば、1日当たりの降雪量も増加する傾向にある
    誤り(降雪量のデータがないため相関は分からない)
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