行の集計

概要

dplyrパッケージに含まれるsummarise()は、行の集計を行う関数です。summarise()にはスコープ付き関数とヘルパー関数があります。また、ショートハンド関数を持ちます。

関連ページ

関数

summarise(.data, ...)
summarize(.data, ...) # Alias
引数指定説明
.data必須データフレーム
必須集計する列名を指定する
集計後の列名 = 関数 の形式で記述する

使い方

解説用データフレーム

df <- tibble(
  x1 = c('A', 'A', 'B', 'B', 'B'),
  w1 = c(1, 2, 3, 4, 5)
)
> df
# A tibble: 5 x 2
  x1       w1
  <chr> <dbl>
1 A         1
2 A         2
3 B         3
4 B         4
5 B         5

1.列の集計

# 列x1でグループ化し、列w1の合計を取得する
group_by(df, x1) %>%
  summarise(y1 = sum(w1))
# A tibble: 2 x 2
  x1       y1
  <chr> <dbl>
1 A         3
2 B        12

summarise()はヘルパー関数を用いることで、より複雑な処理が可能になります。
詳しくは、各ヘルパー関数を参照してください。

Sponsored Link