列の選択

概要

dplyrパッケージに含まれるselect()は、列の選択(取得・改称・並べ替え)を行う関数です。rename()は列の改称に特化した関数になります。

# 列の選択(取得・改称・並べ替え)を行う
select(data, ...)

# 列の改称を行う
rename(data, ...)
引数指定説明
data必須テーブルを指定する
必須列を指定する
列の改称を行う場合は 変更後の列名 = 変更前の列名 の形式で記述します

関連ページ

具体例

## テーブルの作成
tbl <- tibble(
  x1 = c('A', 'B', 'C'),
  x2 = c(1, 2, 3),
)


## テーブルの確認
tbl

# x1       x2
# <chr> <dbl>
# A         1
# B         2
# C         3


## 1.列の取得
select(tbl, x1)

# x1
# <chr>
# A
# B
# C


## 2.列の改称 (以下のコードは同じ結果を返す)
select(tbl, x1, y2 = x2)
rename(tbl, y2 = x2)

# x1       y2
# <chr> <dbl>
# A         1
# B         2
# C         3


## 3.列の並べ替え
select(tbl, x2, x1)

#    x2 x1
# <dbl> <chr>
#     1 A
#     2 B
#     3 C

より高度な列の取得方法はセレクトヘルパー関数を参照してください。

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